バンコク シャングリラホテルただしクルンテープウイングの宿泊記ですよ♪。チャオプラヤー川のリバーサイドホテル御三家の中の一つ、シャングリラホテル。 「シャングリラウイング」と「クルンテープウイング」二つの棟があって、広大な大きさを誇ります。 って、実は川沿いの中で一番興味がなかったホテルなんだけど・・・今回は、「シャングリラホテルのクルンテープウイング大好き」な友人が来タイ。「一人で泊まっても2名分とほぼ変らないし、2名で泊まる差額分だけでいいよ」というありがたいお言葉を頂き、「差額分2000Bで2泊」させてもらっちゃいました。 いやぁあああん。こんなこと二度とないっ!!!!!!ありがとう!★さん! 川沿いと言うとペニンシュラバンコクに宿泊して、シャングリラホテルは友達との待ち合わせやら、通り抜け、寺方面に行く時のトイレなどに利用させてもらってたので(あのね)、お世話にはなってるんだけど(・・・)。 その時のシャングリラウイングのロビーの感じが、どーしても気に入らなかったんですな。 活気があるといえばあるんだけど、ツアー客でどっちゃり。某国観光客は「ぎゃーぎゃー」話してるし、宿泊者以外の出入りも激しい。さらに客が多すぎてちょっとだらけ気味のドアマンなどなど、どーも落ち着きかない雰囲気がだめだった。 そしてこのホテルのシャングリラウイング、ほんとうによく改装する。 少し前は、うーんという感じだったけど、お部屋はモダンかつアジアな雰囲気になって、「あらら、ずいぶん素敵になっちゃって」と思ったことも(ちゃっかり部屋見学はさせてもらっている人)。 そしてパブリックスペースは大理石やらチーク材を何気に残していて、「今のバンコクのモダンホテルブームのデザインと比較するとちょっと古い」分「重厚な家具や石材、木材が昔からあるタイの豪華ホテルってかんじ」の雰囲気をそのままに残していました。 さて、クルンテープウイングはどうでしょう。 正直、建物だけ見ると、「なんでクルンテープウイングの方がそんなに高いのかな?」と思うくらい簡素なかんじ。 でもこのクルンテープウイングこそ、「シャングリラって落ち着きがないんだよな」を解消させてくれる、シャングリラの中の隠れ家なんですな。 ロビーはこじんまりとして、ツアー客がたまったり、うるさい客がぎゃーぎゃーしゃべってないし、子供がばたばた走り回っていることもございません。 ここは改装もしていないので、大理石もチーク材もふんだんに使われたクラシカルな雰囲気が残っています。水も流れていて小さいながらも優雅な雰囲気。 なんでしょう、重厚な宮殿のようです。 でもベルボーイにあまり緊張感がないのはこのホテルの特徴なんだろうか? クルンテープウイングのベルボーイさんもちょっとぼーっとしてるかも。 お部屋はこれまた・・・広いのですが、モダンではなく、昔ながらの豪華な感じ。 凝った作りをしてないから部屋の広さがそのまま感じられます。 こんなシャンデリアとか、ごく普通のテーブルセットとか、カーペットばりなところもちょっとひと昔前。 そしてゴージャス過ぎる雰囲気のベッドまわりとか・・・古典的な貴族チックな感じ。 やはりどこまでも重厚だけど一昔前かな? バスルームも昔ながらの大理石、バスタブも低めのもの。改装前のディシュタニを思い出させます。トイレにもビデ専用の便器。これはなかなか古いホテルの高級なお部屋にいかないと出会えないっすね。そしてここはしっかりダブルシンク。いいホテルの基本です。 あまりにもモダンだと落ち着かない、でもシンプルすぎるのはさびしい、という人には丁度いいお部屋なのかな。 でも、何が一番違うかってーと、このバルコニー!川沿いでベランダがあるホテルって最高にいいですわねえ! オリエンタルやペニンシュラみたいに部屋のカテゴリーを上にしないとバルコニーに出れないホテルもあるから・・・もしもバルコニーに出て風を感じたい!とバルコニーを一番重要に考えて予約をする人の場合・・・部屋によってバルコニーがないっていうよりは最初からあった方がいいよね(笑)。 そしてシャングリラもシャングリラウイングの一部には大きなバルコニーのある部屋があるんだけど・・・クルンテープウイングを予約しちゃえば最初から全室バルコニー付き!バルコニーと結婚したいくらいバルコニーが好きな人はこちらをご検討してください。あははは。 渋滞でひしめくタクシン橋とこの素晴らしい夕日を望み、ここで飲むビールのうまいこと、うまいこと。 プールは二つ。シャングリラウイングはフリーフォームのリゾートっぽいプール。クルンテープウイングは・・・なんといいましょうか・・・競技プールみたいにま四角で、ちょっとうら寂しい感じ。建物の影でちょっと暗いし。 一応彫刻とか壁にしてあってゴージャス感を演出してるんだけど、ちょっと落ち着けない・・・。なので、シャングリラウイングのプールで泳ぎますか。 しかーし、それだけにしちゃ料金高すぎるぜ、とお思いのあなた。料金の中にこれらが入ってるって知ったら、とたんに「なんだとぉーーー?そりゃお得かも!」となること請け合い。 クルンテープウイングに宿泊のお客さんにはなんでもやってくれる(パッキングから逆立ちまで。いや逆立ちはうそです)バトラーがつき(執事)、アフタヌーンティー(あの三段重ねのケーキやサンドイッチ!)、カクテルタイム(食い放題、飲み放題)。 筋金入りのケチであれば、お酒が大量に飲める方のほうがはっきりいって元取れます(笑)! こちらアフタヌーンティー。チャオプラヤ川を望みながら優雅にお茶。 しかし食べきれないです、間違いなく。これで、胸までいっぱいになってカクテルタイムを逃してしまいそうなほど。 アフタヌーンティーやカクテルタイムはお部屋でもオッケー。その場合、あの三段セットじゃなくなるのがちょいと寂しいけど、あたしなんか、甘いもの嫌いだからこれくらいで十分。 お部屋のセットはこれくらい。 さらにお酒が何杯でも飲めちゃうぜって人は、カクテルタイムは、なんの疑いもなくラウンジに行きましょう。 べろべろに酔っ払えるほど、お酒がごんごん頼めますよ、ほほほほほほ。 おつまみだってすごいんだから。 正直ここで飲み食いしたら夕食入らないです。ええ。 朝食はハーフビュッフェってやつです。 クルンテープウイングは、アフタヌーンティーもカクテルタイムもここのラウンジでサーブしてくれるのですが、朝食もここ。朝のラウンジからチャオプラヤ川を望み、いい気分。 職業病なんでしょうか。あたしゃ、恐らくこちらには火気が使える施設がないと読んだ。 まずは卵料理や飲み物、ジュース、添え物をオーダー。チーズや生ハム、サーモンなどのちょっとしたビュッフェをチョイス。ビュッフェをつついているうちに、注文した卵料理や添え物がテーブルに。 あったかいものは本館からやってきますね・・・ふふ。ふ。 シャングリラウイングは「Next2Cafe」っていう広大なビュッフェレストランで、バーミーなんかも作ってくれるそうだし種類も多いそう。しかもこちらは川沿いのテラスに出れるので、「絶対にオープンエアーで食べたいんだ!」という人はこちらがいいでしょう。 でもありがちなのは団体ツアーが入っているからこそのぐちゃぐちゃ感。 順番守らない●●●人にいらついたり、声の大きな●●人に耳をふさいだり、じろじろ●●人に上から下まで見られること請け合い。 てんこもりの朝ごはんが好きな人にはそちらもお勧めだけど(ちなみにクルンテープウイングに宿泊していると「Next2Cafe」でも食事も可能)クルンテープウイングのこのラウンジはとても静か。オーダーして持ってきてもらえると、優雅な感じ。 ビュッフェもオーダーも両方楽しめるのはいいですねー。 あと、挨拶に来てくれた日本人スタッフさんが思い切り知り合いだったのもうけた!ってかむこうも腰ぬけたかのようなジェスチャーで「も、もしかしてよっしぃさん?」だって(笑)。いやー、在住日本人の輪って狭すぎますよね。でもたった一人の日本人としてシャングリラウイングもクルンテープウイングも走り回っていると思うと、優雅に見える仕事だけど、ほんっとに大変なんだよなあって思う。がんばれー! このホテルのいいところ(ただしクルンテープウイングのみ) 1.全室バルコニー付 2.シャングリラの中で「ここは特別の棟です」という分け方がされていて、優越感に浸れる。 3.デザインは古いけど重厚な雰囲気で落ち着く 4.カクテルタイムが他のホテルのエクゼクティブフロアより長い気がする 5.バトラーが部屋にアフタヌーンティーやカクテルタイムの飲み物やおつまみを持ってきてくれるのはすごく良い気分 ・・・といいますかコレだけ高いので悪いところはあまりないのですが、あえて書くと・・・ 1.古くて落ち着くけどやっぱり一昔前な感じがする。しかもバブル期って感じ。予測するにそろそろ改装するんじゃなかろうか?アレだけ値段とってて改装しないで続けるとは到底思えないんだけど。 2.クルンテープウイングの外観は特別感がない。 3.クルンテープウイングのプールはいくらなんでもしょぼいかな 4.全体的にこのホテルのベルボーイ&ドアマンさんってやる気がないと思う。 ジャンル別一覧
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